JUNKI YARINOME
カナディアンカヌーって?
"Outdoorguide YARINOME" の夏季のツアーでは
カナディアンカヌーを使い、皆様を大自然の中へご案内しています。
ここではツアーで使用する"カナディアンカヌー"という乗り物についてご紹介します。
自然と一体になれる道具
カナディアンカヌーはその昔、北米インディアンが水上における移動手段・物資の輸送手段として作り出した乗り物とされています。自分たちが暮らすエリアの湖や川に合わせてカヌーを作っていたようで、形状により乗り心地も異なりカヌーからその土地の水辺の風土がわかるといったことも面白いですよね。当時は釘などを一切使わず、シラカバの樹皮を使いカヌー(バーチ・バーク・カヌー)を作っていたそうです。時代は変わり、軽量で強度の高い素材で製造されることが一般的になりましたが、その変わらないオールドクラシックなシェイプは日本の北の大地にも不自然なく溶け込み、水との一体感を感じさせてくれます。カナディアンカヌーの動力は"パドル"のみ。非常にシンプルながら哲学的。多くのものが全自動になった現代社会とは異なり、五感を研ぎ澄まし自然を感じていきます。僕の愛艇は"Old Town Camper 16ft"の赤。安定感、回転性が高く滑らかな乗り心地でここの自然との相性は抜群です。大人なら3名(ガイド含め)が乗れるカヌーです。
雪を歩く
&
ちょっと滑ってみる?
【 バックカントリー・クロスカントリースキー(BCクロカン)】
カヌーの上での過ごし方は人それぞれ。ここではしなくちゃいけないことは何もないし、一旦忙しい現代脳から離れて余白を大切に。きっといろんなことが見えるようになると思います。もしかしたら人生観がガラッと変わってしまうかもしれません。



【 スノーブーツ/BCクロカンブーツ 】
「北海道・道東・阿寒摩周国立公園・釧路川・屈斜路湖」は豊かな自然が今尚残り、貴重な動植物との距離がとても近いフィールドです。"適材適所"という言葉がありますが、僕たちアウトドアガイドにとってフィールドに合わせて適切な道具を選ぶということはとても重要なことだと思っています。ビジネスが先行して自然に負荷をかけるやり方はいかがなものか。自然にお邪魔させていただく立場として、なるべく自然へのインパクトを少なく、安全であることがマストです。川幅が狭く、倒木などの変化の多い釧路川源流では幅をとる大きなカヌーは適していません。そのため"Outdoorguide YARINOME"では、1ガイドに2ゲストを基本スタンスとしたツアーを行い、ローインパクトなツアーを目指したツアーをご提供しています。もし、ご参加の人数が多い時は、信頼する他ガイドさんにもご協力いただいています。その際はガイド確保のため、お早めにお問い合わせをお願い致します。